2010年8月23日月曜日

Kure (Japan), August (1)



今回は番外編で、地元広島県呉市について。戦時中は人口40万人を越える軍港都市だったが、現在は24万人。しかし、40万人時に整えられたインフラや、開発の手が及んだ斜面地など、当時の住宅はほとんど残ってはいないものの、斜面地に住む流れは続いている。改めて日本は平坦な土地が少ないと思う。反面、変化に富んだ都市を構築可能なわけだ。日本の総人口が縮小に向かう現在、呉市は一足先に縮小化が進んでいるはずである。他の都市の模範になるような都市像を夢想する日が続く。

(22 August 2010, Kure by Taketo Nagaoka)

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